香川県内外の書店や個人出版者が集まる「MEGIJIMA BOOKCAMP2024」が8月17日・18日、高松・女木島のギャラリースペース「MEGI HOUSE(メギハウス)」(高松市女木町)で開かれる。
「MEGIHOUSE」屋外スペースで開かれた音楽イベントの様子
「完全予約制の古書店」である「なタ書(なたしょ)」(瓦町2)店主の藤井佳之さんと香川県内の書店を紹介するマップを作る「BOOK遍路をつくる会」の西原舞さん、高松出身の打楽器奏者で「MEGI HOUSE」を運営する浜谷安里さんの3人が主催する。
「なタ書」、「Solow(ソロー)」(太田上町)、「ちいさな本やマルコ」(岡山県玉野市)、「ブックギャラリーポポタム」(東京都豊島区)、「aru(アル)」(岡山県倉敷市)、「三帆堂」(松山市)などの書店が出店するほか、個人が出版物を持ち寄り販売する「一箱古本市」も開く。芥川龍之介の「桃太郎」を課題図書とする「青空読書会」(17日)や女木島を題材に短歌を読む短歌会(18日)、島の貝殻を使ったウインドチャイム作りなどのワークショップ、屋外スペースを使った音楽会などの企画も用意する。
西原さんは「女木島の夏の空気感が好きなので、この場所でイベントを開けるのがうれしい。自分たちの好きなものを持ち寄り、みんなで共有するイベント。出会い、話をすることで新たなつながりが生まれる場になれば」と話す。
ブックキャンプは10時30分~16時。一部企画は参加料が必要。