ライトアップイベント「玉藻あかり物語」が8月12日、玉藻公園(高松市玉藻町)で始まった。
桜御門のプロジェクションマッピング 花火やタイなどの図柄が浮かぶ
期間中は園内を灯籠で照らすほか、天守台や艮櫓(うしとらやぐら)をライトアップ。天守と同じ高さ28.6メートルにアドバルーンを揚げ、桜御門や西門でプロジェクションマッピングを行う。重要文化財「披雲閣」内で食事ができる夜間のガイドツアーや陳列館の夜間開館などの企画も用意する。
ステージイベントも行い、8月16日~18日には天守台や桜御門などで高松出身の能楽師・伶以野(レイヤー)陽子さんによる能楽演武を行う。「二の丸跡」では香川県内のアーティストやアイドル、ダンスグループなどが日替わりでステージを披露し、キッチンカーも出店する。
同園管理事務所の岡一洋所長は「猛暑も続く夏の日、夜の当園で涼んでもらえれば」と呼びかける。
初日、琴平から家族で訪れた三俣和貴さんは「プロジェクションマッピングのことをSNSで知って見に来たがきれいだった。二の丸跡のダンスも予想以上に良く、満足している」と話していた。
開催時間は18時~21時30分。入園料は、大人=200円、子ども=100円、6歳未満無料。8月21日まで。