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高松で香川の歴史を考える対談 長宗我部元親について歴史ライターが考察

香川県の歴史フリーライター「かもね」さん

香川県の歴史フリーライター「かもね」さん

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 香川の歴史フリーライター「かもね」さんにによる土佐の武将・長宗我部元親と香川県の歴史を見る講座「讃岐悪人伝承の嘘(うそ)-長宗我部元親は容疑者か?」が10月20日、「茶室る庵(あん)」(高松市栗林町2)で開かれる。

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 地元民や専門家が高松のまちをガイドするツアーイベント「まちかど漫遊帖(ちょう)」秋会期の一環で行う同企画。「長宗我部元親が非道を行った」と記述する「塩江物語」や「大窪寺縁起録」、香川県内の寺や神社に残る由緒録について検証するとともに戦国時代の讃岐の情勢、各勢力から見た長宗我部元親の戦略や思考についても考察する。

 運営するウェブサイト「瀬戸海倶楽部(くらぶ)」やXなどで香川県の歴史や文化について発信する「かもね」さん。「香川県では寺社に火をかけたり、強奪が行われたりといった戦国時代の戦乱にまつわることを長宗我部のせいにする風潮があるが、歴史書や記録を深く見ていくと疑わしい部分もある。香川の歴史を見つめ直す機会にしたい」と話す。

 13時開始。参加費は2,600円で茶と菓子が付く。「まちかど漫遊帖」のウェブサイトから要事前予約。

※内容の一部を修正しました。9月28日追記

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