「青春のおそばやさん+-(たすひく)」(高松市中野町、TEL 070-6946-6803)が9月18日、オープンした。
「定年退職した方がもう一度輝く場所」をコンセプトに、60歳以上の高齢者をスタッフとして積極採用する「青春のおそばやさん」(宇多津町)の2号店。香川県の野菜を使ったプラントベースメニューを提供するカフェ店「farm to kitchen 納屋」を間借りして営業する。店舗面積は81.6平方メートルで席数は24席。
本店が十割そばを中心に提供するのに対し、同店は茶そばを中心に香川県産の旬の野菜や果物、オリジナルドレッシングを使った「茶そばサラダ」(1,200円)をはじめ、「茶そば野菜南蛮」(1,200円)、かしわおにぎり(300円)、豆乳と旬の野菜を使った「畑のアイス」(600円)などのメニューを提供する。テイクアウトにも対応する。
店主のウッドワード千津子さんは神奈川県出身で、地元で会社を営む。3年前に「青春のおそばやさん」代表の白井陽介さんが丸亀市の本島で開いたイベントに参加するため香川を訪れ、気候や土地が気に入り、友人もでき、繰り返し足を運ぶようになったという。ウッドワードさんは「神奈川から香川は意外と通いやすい。子育ても一段落し、香川で何か始めたい」と、フランチャイズ出店を決めたという。
「高齢者が楽しく働ける場所にしたい。60歳以上のスタッフだけでなく若いスタッフも働いているので、異なる年代で交流し、良い刺激を与えられれば」とウッドワードさん。店名の『たすひく』は『体にも心にも良いものは足し、余計なものは引く』というコンセプトで付けた。地元のおいしい野菜を食べて体と心を整える店にできれば」とも。
営業時間は10時~15時。