SNSを拠点に活動するデザインユニット「日刊タイポ」が現在、アートギャラリー「CENTER/SANUKI(センターサヌキ)」(高松市常磐町1)で作品展「文字遊(MOJIYU)」を開催している。
2019年にデザイナー7人で立ち上げたという「日刊タイポ」では現在、曜日ごとに決められた担当デザイナーが毎週違うテーマに沿って文字をデザインする「タイポグラフィー」作品をインスタグラムに投稿している。同展では2019年~2020年に投稿した作品700点のうち100点を紹介する。このほか、ポスターやステッカー、キーホルダーなどのグッズ販売も行う。
今回の展示に合わせ、香川県内の飲食店7店とのコラボ企画も行う。各店をイメージしたワードからデザイナーがタイポグラフィーのステッカーをデザインし、各店で入手できる物と、ギャラリーで入手できる物とを用意する。
「日刊タイポ」所属デザイナーの一人、山口央(あきら)さんは「ギャラリーを運営するイケダマサヤさんに声をかけられたことから、今回の展示を行うことになった。今回香川県の飲食店ともコラボしているので、どのようなデザインに仕上がっているか見てもらえたら。『タイポグラフィー』は文字を好きにとらえて自由に表現できるアートで、文字の持つ無限の可能性を感じられる。その魅力に触れる機会になれば」と話す。
開催時間は13時~ 21時。入場無料(1ドリンクオーダー制)。11月4日まで。