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スタートアップ支援受けた7社、高松で成長戦略発表 3カ月かけプラン練る

「BoosterGarage(ブースターガレージ)2024」採択者と審査員

「BoosterGarage(ブースターガレージ)2024」採択者と審査員

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 香川県で事業を行う企業が対象の支援事業「BoosterGarage(ブースターガレージ)2024」に採択された7社が3月7日、高松のコワーキングスペースで成長戦略を発表した。

グランプリ「KUROFUNE」の倉片綾社長

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 香川県内で事業を展開または展開する予定の企業を対象に、起業家や金融機関がメンターを務め成長支援を行う同事業。昨年10月~12月に企業を募集したところ、29社から応募があった。今回採択したのは「Arcana(アルカナ)」「アルムナス」「KUROFUNE(クロフネ)」「SIGN POST(サインポスト)」「田渕石材」「DO・CHANGE(ドゥーチェンジ)」「槙塚鉄工所」の7社。メンターと共に3カ月かけて戦略・財務プランを練った。

 当日は、コワーキングスペース「Setouchi i-Base」(高松市サンポート)に7社がそろい、練ったプランを実演も交えながら発表。審査員による質疑に応じた。会場に集まった観覧者「サポーター」にもサポートを求めた。

 審査を経てグランプリには、名古屋を拠点に特定技能労働者定着支援アプリ「KUROFUNE PASSPORT」を開発・提供するKUROFUNEを選んだ。7社で最も事業が進んでいることや普及時に社会へもたらすインパクトを評価した。同社の倉片綾社長は「香川県における特定技能ビザの保有者数は特に多く、人口比率における外国人労働者の割合が全国2位。今後も保有者数は増える見込み。まずは中国銀行と提携し事業を広げ、2025年度中に高松にも拠点を置きたい」と話す。

 準グランプリには槙塚鉄工所を選んだ。

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