
カフェロースターリー「ABUKU COFFEE & LATTEART(アブクコーヒー&ラテアート)」(高松市田町)が3月1日、高松・田町商店街内にオープンした。
ほうじ茶ラテに描いた店のロゴ 樹上にいるリスをモチーフにしている
店主の細川大吉さんが切り盛りする同店。シングルオリジンコーヒーやブレンドコーヒーのほか、カフェラテ(600円)やほうじ茶ラテ(650円)、抹茶ラテ、4月中旬まで提供の「さくらラテ」(以上、680円)などのラテ類を提供。ラテ類は客からリクエストを聞いて細川さんが目の前でラテアートを描くサービスも提供する。店舗面積は24.2平方メートル、席数は9席。
ミルクをラテに注いで絵柄を作る「フリーポア」を得意とする細川さん。ラテアートの世界大会「FREE POUR LATTE ART GRAND PRIX(フリーポア ラテアート グランプリ)」への出場経験もある。ラテアート歴は5年で、独学で始めたという。「以前勤めていたカフェでラテアートのサービスがあったので練習を始めた。SNSで他の人の投稿も見てラテアートでこんなふうに描けるのかと驚き、自分も作りたいと思うようになった。多い時には一日10本の牛乳パックを練習で消費した」と振り返る。
「ラテはスペシャルティコーヒーを自家焙煎(ばいせん)しミルクとの味の一体感も意識している。ラテの種類によって図柄の精密さも変わるので違いを楽しんでほしい。田町商店街の新たなスポットとして地元内外から多くの人が足を運ぶ店にできれば」と意気込む。
営業時間は10時30分~18時。水曜定休。