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高松で「せとうち民泊ホストフェス」 民泊経営者ら集結、始める人へ相談も

イベントをアピールする森亮介さん、理恵さん夫婦

イベントをアピールする森亮介さん、理恵さん夫婦

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 民泊経営者らが集まる「せとうち民泊ホストフェス」が4月12日、かがわ国際会議場(高松市サンポート)で開かれる。

森さん夫妻が経営する民泊「simasima stay 西内町」 マンションの一室を使う

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 四国の民泊経営者らによって結成された「四国インバウンドコミュニティ」が宿泊予約サービス「Airbnb」と共催。瀬戸内国際芸術祭推進課・今瀧哲之さん、Airbnb Japanの仁科ゆりあさん、「Villa Repro」(川崎市)代表の羽田徹さん、会社員として勤務する傍ら民泊を経営する「ぽんこつ鳩子」さん、四国インバウンドコミュニティ代表の森亮介さん、理恵さん夫婦らが登壇し、瀬戸内エリアにおけるインバウンドのツーリズムの可能性や民泊ホストのライフスタイルなどをテーマに対談を行うほか、民泊経営に関する相談を行う分科会を開く。

 森さんは「コロナ禍前に自宅の一室から民泊をスタートした。民泊はマンションの一室や空き家などすでにあるものから始められるし副業として運営している人もいる。自分もしがないサラリーマンで宿泊施設の運営経験もなかったが始めて今も続けられている。また、民泊運営者はなかなか他の施設との交流が持てず孤独感を感じるという声も聞く。初めての人も民泊運営のハードルを下げるとともに、すでに民泊を経営している人同士のつながりをつくるイベントにしたい」と話す。

 「香川県は遍路文化があり、遍路を回る人をもてなす遍路宿もあるが、高齢化によってその数は年々減っている。民泊が遍路宿の不足の解決にもつながると考えている。今年は瀬戸内国際芸術祭や大阪万博もあり、香川県にも多くのインバウンド層が来ることが見込まれる。民泊を広め、香川県の経済を活性化させたい」とも。

 開催時間は12時45分~17時25分。参加無料。イベント後、懇親会を開く。開催時間は19時~21時。参加費は7,000円。いずれもPeatixで申し込みを受け付ける。

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