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「鬼ヶ島」が「獣ヶ島」に 高松・女木島に着ぐるみ集結、洞窟ツアーも

高松からの来島者を歓迎する着ぐるみ姿の参加者ら

高松からの来島者を歓迎する着ぐるみ姿の参加者ら

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 動物の着ぐるみを着た参加者が集うオフ会イベント「獣ヶ島(けもがしま)5 to the ADVENTURE」が11月22日~24日、高松市の女木島で開催された。

2日目の集合写真 90体以上の着ぐるみが集まった

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 2021年に始まり、今回で5回目を迎えた同イベントには、期間中に国内外から着ぐるみの参加者100人を含む延べ約160人が参加。参加者は島内の提携宿泊施設やキャンプ場に滞在し、ビーチでの着ぐるみの着用(獣化)や撮影を楽しんだほか、参加者同士の交流を深めた。

 島内のカフェ「HAKOBUNE」では足つぼマッサージやイベント限定スイーツを提供。「ゲストハウス&カフェ Megino」では、徳島県で古民家カフェ「やまいぬカフェ」を営む着ぐるみ愛好家の「ロキ」さんが限定パスタを提供した。テーマの「ADVENTURE」に合わせ、島内の観光名所「鬼ケ島大洞窟」を巡る探検ツアーも初めて実施した。

 初回から参加している「ラスティ」さんは「神奈川県から参加した。島は車がほとんど走らず、聞こえるのは波の音だけ。外界から切り離されたような空気感が魅力。初日は開放感に浸り、3時間ほど砂浜で寝そべっていた」と話す。「ほかの着ぐるみイベントは同行者が必要な場合が多いが、『獣ヶ島』は対象エリアなら着ぐるみで自由に過ごせる。ツアーや料理など、気軽に参加できるコンテンツがあるのも魅力」とも。

 主催する「たけふじ狐」さん(同島在住)は「5回目を迎え、島の定番イベントとして受け入れられてきたことがうれしい」と話す。「来年は休止予定。参加者が増え規模が大きくなったことで、運営体制の見直しが必要になった。地域に寄り添うイベントとして、今後の展開を考えていきたい」と意欲を見せる。

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