沖縄料理のテイクアウト専門店「385(みゃーく)」が11月20日、複合施設「坂出人工土地」内にオープンした。
宮古島出身の金崎陽子さんが店主を務める同店。店名は、宮古島の現地読み「みゃーく」を数字に当てて名付けた。料理は、黒糖を使った沖縄の揚げ菓子「サーターアンダギー」(1個=150円)やポーク卵おにぎり(350円~)、シークワサーやマンゴーなどの果物を使ったドリンク(400円)、さんぴん茶(350円)などを用意する。
金崎さんは結婚を機に坂出に移住し、保育士として働いていた経歴を持つ。金崎さんは「坂出に移り住んでから、ホームシックになって沖縄料理店を探して行ったこともあるが、自分の思い描く味と違った。沖縄料理を作って周囲に振る舞っていたが、好評だったことから出店を決めた」と振り返る。
「サーターアンダギーやおにぎりに入れる『にんじんしりしり』は実家の味を再現した。今後は坂出で取れた金時ニンジンを使うことも考えている。坂出市の中で沖縄のゆったりとした『ウチナータイム』を感じられる店にしたい」と意気込む。
営業時間は11時~17時。