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讃岐おもちゃ美術館で「グッドトイ」公開 スタッフの「推し玩具」紹介も

子どもたちも参加したお披露目会の様子

子どもたちも参加したお披露目会の様子

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 高松・讃岐おもちゃ美術館(高松市)で11月27日、「グッド・トイ2024」に選ばれたおもちゃのお披露目会が行われた。

それぞれの「推し」のおもちゃを紹介するスタッフたち

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 「東京おもちゃ美術館」(東京都新宿区)が認定する全国の「おもちゃコンサルタント」数千人が毎年、自薦や他薦でノミネートされたおもちゃの中から投票で選ぶ「グッド・トイ」。今年は37点が選出され、大賞にドイツのベック社の「トレイクーゲルタワー」、国産の木材を使ったおもちゃを対象にする「林野庁長官賞」に「平山はかり店」(秋田県能代市)の「はかり組み木」が選ばれた。

 「讃岐おもちゃ美術館」では毎年の「グッド・トイ」選出作品を、連絡船をかたどったスペース「こんぴら丸」に置き、見たり遊んだりできるようにしている。

 お披露目会では今年の受賞作品の中から同館スタッフが選ぶ「推しおもちゃ」を紹介、子どもたちがおもちゃで遊ぶ場面があった。同館スタッフは「『グッド・トイ』選出は年1回のイベントで『今年はどんなおもちゃが選ばれるんだろう』と楽しみにしている。ある受賞作品の作家が当館を訪れたが、自分の作品を大事そうに取り出して扱っていたのが印象的だった。それぞれの思いや工夫がこもったおもちゃたちを見て、触れてもらえれば」と話す。

 中橋恵美子館長は「今年も創意工夫が凝らされたおもちゃが選ばれた。おもちゃの中には作家が1人で作っているものもあり、その作家が作れなくなったら途絶えてしまうおもちゃもある。来る人に知ってもらい、残していく活動もしたい」と話す。

 「当館は地元の木をメインに使っているので木のイメージが強いが、置くおもちゃは木以外の素材を使ったものもあり、どれもすてきなもの。ボードゲームもあるので中高生や大人にも楽しんでもらいたい。スマホゲームもはやっているけれど、いま一度おもちゃの魅力も知ってもらえれば」とも。

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