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ペンギンもカワウソも「お引越し」 高松市中央卸売市場に「市場水族館」

(右から)来場者を迎える館長の「世直し侍」こと「平清親(たいらのきよちか)」さんと「福館長」の「マナやん」

(右から)来場者を迎える館長の「世直し侍」こと「平清親(たいらのきよちか)」さんと「福館長」の「マナやん」

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 出張水族館「市場水族館」(高松市瀬戸内町)が5月3日、高松市中央卸売市場にオープンした。

フンボルトペンギンのプール

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 リニューアルのため4月7日から休館する「新屋島水族館」(屋島東町)が出張営業する同館。約2年間、同市場の旧青果棟で営業する。

 1200平方メートルの施設内には30の水槽を設置し、100種500匹の生き物を展示する。フンボルトペンギンやコツメカワウソ、ウミガメなども展示し、餌やり体験や砂場で貝殻などを探す体験コーナーも設ける。施設中央にはステージ付きのイベントスペースも設ける。

 初日はオープン前から100人を超える来場者が並んだ。開館を待つ来場者の前に館長を務める「世直し侍」こと「平清親(たいらのきよちか)」さんと「福館長」で新屋島水族館のマスコットキャラクター「マナやん」が登場、カウントダウンとともにオープンした後、来場者と交流した。

  初日に三豊市から家族で訪れた小学3年生の風間大地君は「新屋島水族館も行っていて好きだったので初日に行きたいと家族に言って一緒に来た。生き物がたくさんいて楽しく特にペンギンとカワウソが印象に残った。また来たい」と話していた。

 「オープン前は動物たちの状態も含め、どうなるかとドキドキしていたが来場者の中に屋島山上で見かけた顔もあり、ほっとした」と笑顔を見せる「平清親」さん。「ドーム型の水槽や回遊型の水槽などユニークな形の水槽もある。イベントスペースは水族館以外にも地域を元気にできるようなものを誘致したい。『市場の中の生き物たちのパラダイス』として気軽に皆が立ち寄れる場所になれれば」と意気込みを見せる。

   開館時間は10時~16時。火曜定休。入館料は、大人=500円、小学生以下=300円、2歳以下無料。

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