NHKの番組「ブラタモリ」が2月26日放送の第198回で高松を取り上げる。タモリさんが、高松城と高松の町をブラブラしながらその魅力を解き明かしていく。
今回の案内人も香川大学特任教授・名誉教授 長谷川修一博士(写真提供=NHK)
旅のお題は「高松~巨大な海城は町をどう発展させた?~」。堀が海水にもかかわらず真水の井戸も存在する高松城の秘密や、源平合戦でも有名な屋島と高松城の関係、アーケード街の微妙な傾斜と町の発展の不思議な関係などについて紹介。町を水害から守り続ける栗林公園に隠れた仕掛けや、タモリさんが憧れている「マイ桟橋」も登場するという。
県内では、2017(平成29)年1月14日放送の「ブラタモリ#59 さぬきうどん~なぜ "さぬきうどん"は名物になった?~」(丸亀市・宇多津町・綾川町)、2017(平成29)年1月21日放送の「ブラタモリ#60 こんぴらさん~人はなぜ“こんぴらさん”を目指す?~」(琴平町)の放送から5年ぶりとなる。
高松在住のデザイナー、文筆家のゆうさかな(You Sakana:物語を届けるしごと/デザイナー)さんは「かつて海から見た高松の魅力と歴史について、タモリさん宛に推薦の手紙を出したこともあるので、いよいよタモリさんが高松にやって来ると聞いていまからワクワクしている。高松の街の魅力を語る上で海からの視点は欠かせない。船好きのタモリさんなので、海から見た高松の視点を楽しんでくださるのかなと妄想している。どんな放送になるのか、今から楽しみ。個人的には、いつか讃岐平野の『坂』も日本坂道学会副会長であるタモリさんに取り上げてほしい」と話す。
続く3月12日も「ブラタモリ#199小豆島~食の宝島!小豆島を生んだアツ~イ理由とは?~」と県内来訪が続く。
放送は19時30分~。