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「サヌキロックコロシアム」3年ぶり開催へ 高松の商店街を音楽でジャック

2019年の「四星球(スーシンチュウ)」のライブの模様

2019年の「四星球(スーシンチュウ)」のライブの模様

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 高松市中央商店街の複数の会場をステージとする音楽イベント「サヌキロックコロシアム」が3月19日・20日の2日間、3年ぶりに開催される。

前回のイベントの模様。ミュージシャンと商店街の店長がトークを行った

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 「街とラジオと音楽と」をキャッチフレーズに2010(平成22)年、FM香川とDUKEの共催で始まった同イベント。まんのう公園(まんのう町)で夏場に開催される野外音楽イベント「MONSTER baSH(モンスターバッシュ)」への登竜門的イベントとしても位置付けられ、これまでも「ONE OK ROCK」「UNISON SQUARE GARDEN」「buck number」「ゲスの極み乙女」「あいみょん」「official髭男dism」「BiSH」など、メジャーシーンで活躍するバンドやアーティストが数多く出演してきた。

 パスを持つことで複数のライブ会場を自由に出入りしライブを楽しめる「ライブサーキットイベント」の形を取るのが同イベントの特徴。会場が高松市南部3町商店街周辺の半径200メートル圏内に集中しており効率よく回ることができる。商店街のアーケード内ではライブの他、FM香川の生放送やトークイベント、アーティストの物販コーナーなども展開し、アーティストとファンの交流も活発に行う。

 近年は商店街の店主がトークステージやラジオの特別番組、CMに出演するなど、商店街も積極的に盛り上げに加わり、商店街とのコラボポスターを制作したり、商店街の店がコラボメニューを提供したりするなど、街を挙げた音楽イベントになっている。

 2020年、2021年とコロナ禍の影響でイベントは中止。3年ぶり、11回目となる今回は78組のミュージシャンが出演。1回目から出演を続ける「四星球(スーシンチュウ)」も出演するほか、大阪のポップバンド「ドラマストア」、地元・香川から「マタノシタシティー」「SiLent SPARKLE」などのバンドが今回初めて出演する。

 会場は瓦町駅地下広場をはじめ、「フェストハレ」「高松ダイム」「スムスカフェ」「高松モンスター」「オリーブホール」の6カ所。新型コロナ感染症対策のため、各会場収容人数を3分の1に抑え、会場の換気を行うほか、マスク着用の義務付け、入場時の検温、手指消毒、ライブ中の歓声を控えるなどの対策を取って行う。

 FM香川の蒲野誠一さんは「2019年春に10周年を迎えたサヌキロックだが、2020年と2021年は開催中止となった。そうした中でも『香川の音楽の灯(ひ)は絶対消さない』『SANUKI ROCK NEVER DIES!』を合言葉に、商店街の方々と一緒にさまざまなフィールド展開を行うことで、商店街やスタッフ、アーティストの思いのバトンをつなぎ、街にとって、香川の音楽シーンにとって大切なイベントとなった。感染対策を徹底し、皆さまが安心安全に音楽を楽しんでいただけることを最優先に、お客さまと共に3年分のエネルギーを凝縮した熱い2日間にしたい」と意気込む。

 チケットは5,000円で、イープラスで販売中。期間中、瓦町地下広場のパス交換所とフェストハレのインフォメーション(11時30分以降)でリストベルトとの交換が必要。

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