香川県・徳島県を中心にクレープの移動販売を行う「ツインベルカフェ」(高松市木太町)が2月18日、牟礼町に同店のクレープを販売する自動販売機を設置した。クレープの自販機設置は県内で初めて。
ビニールでラッピングされた「チョコいちごふわふわクリーム」クレープ(400円)
同店を運営する森慎二社長は「イベントや各所でキッチンカーでの移動販売を行ってきたが、自販機だと、もっと幅広い層の方に気軽にクレープを食べてもらえるのではないかと数年前から思うようになり、試行錯誤を重ねた末、実現した。初の試みなので試験も兼ねて、自販機を製作してもらったコスモファシリティの敷地内に仮設置することになった。告知もしていなかったが、すでに思った以上の反響があり驚いている」と話す。
「販売するクレープは購入後に食べやすいよう、ロール型にするとともに、安全性が高く、ゴミも処理しやすいようビニール袋でラッピングした。今の場所はあくまで仮のもので、今後は木太町や三木町へ設置するとともに、定期的にメニューを入れ替えたり、大きなサイズの商品も販売したりする予定。気軽にリーズナブルにクレープを食べてほしい」と利用を呼び掛ける。
高松市三谷町から家族で訪れた佐久間良樹さんは「車で前を通った時に目について気になったので買いに来た。売り切れていることも多いと聞いたので、今日は目当てのものが買えてうれしい」と話していた。
稼働時間は11時~21時。月曜・木曜定休。
(※内容の一部を修正いたしました。 2022年3月25日 19時20分)