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高松・一宮寺で「桜の御朱印」頒布始まる

桜の季節にだけ領布する桜の御朱印と幸せ満開桜守り、桜玉守り

桜の季節にだけ領布する桜の御朱印と幸せ満開桜守り、桜玉守り

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 四国第八十三番札所として知られる高松の一宮寺(高松市一宮町)が3月19日、桜の御朱印の頒布を始めた。

本堂と満開の桜

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 同寺は、法相宗の祖、義淵僧正が701年~703年に開いたといわれているが、806年~810年(大同年間)に弘法大師が四国八十八カ所建立の際に訪れ、真言宗に宗派を改めたという。その際に彫刻、安置された聖観音菩薩を本尊として祭っている。琴電一宮駅に近いため、徒歩での参拝客が多く、境内の枝垂れ桜は春の風物詩となっている。

 その桜の様子を表現した御朱印は昨年、領布を開始。直筆ではなく、A5サイズの和紙に書き置きしたもの。桜のモチーフが付いた桜玉守り、幸せ満開桜守り(以上600円)も頒布している。

 副住職の加藤泰弘(たいこう)さんは「元々、境内の庭づくりには力を入れており、参拝客からも口コミなどで好評を得ていた。庭の花や木に加えて、より季節を感じてほしいと思い、一昨年10月に紅葉に合わせた御朱印を頒布。昨年春には桜の御朱印の頒布を始めた。御朱印は参拝した証、今の季節のものとして楽しんでほしい」と話す。

 「今の季節は護摩堂前の枝垂れ桜や傘みくじを結ぶソメイヨシノ『傘みくじの木』が見頃。境内も歩いて回るのにちょうどいい規模なので、近くを通りかかった時に立ち寄って春を感じてほしい」とも。

 御朱印は境内の納経所のほか、オンラインでも授与する。4月24日まで。

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