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瀬戸内の海上タクシーを2,500円で 観光ナビアプリ運用会社が限定企画

発着場の海上タクシー

発着場の海上タクシー

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 今月14日に開幕する瀬戸内国際芸術祭に合わせ、観光ナビアプリ「Horai(ホーライ)」で予約すれば香川県内航路を中心に海上タクシー利用を全航路1人2,500円で利用できるサービスを現在、「scheme verge」(東京都文京区)が期間限定で提供している。

船内の様子

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 同アプリでは、位置情報を元にした日本各地の芸術祭の公式アート作品などのアートスポットへのナビ、AIが交通手段を含めた観光スポットまでの道のりを提案する「旅程」機能を備えるほか、地元サービスの手配・決済も行うことができる。

 2019年から実証実験として国土交通省や香川県などと提携し、海上タクシーの手配・決済を実験的に運用。高松港を中心に、女木島、男木島、小豆島、豊島、直島を結ぶエリアと丸亀港・多度津港を中心に三豊、粟島、志々島、本島、牛島、高見島、佐柳島を結ぶエリアに分かれる。定期航路が就航していない島々を行き来することも可能。

 今後のアップデートで、海上タクシーの予約決済サービスの本格導入を予定。瀬戸内国際芸術祭の公式アート作品を掲載し、併せて巡りたいカルチャースポットを提案するほか、同芸術祭以外の瀬戸内沿岸のアート作品や観光スポットの情報掲載も強化するという。

 同社の瀬戸内地域広報担当者は「定期航路便だと芸術祭の会期外でも週末は混むことがある。定期航路に加えて海上タクシーも選択肢に入れれば移動の可能性はぐっと広がる。旅行で瀬戸内を行き来する時や島に住む方々の移動手段として使っていただければ」と話す。

 利用可能時間は7時~22時。前日20時までの予約が必要。特別価格での提供は5月18日まで。

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