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高松・くつわ堂が父の日仕様の「ネクタイ瓦せんべい」 日頃の感謝伝えるきっかけに

ドッド柄、ストライプ柄で2種類のデザインを用意

ドッド柄、ストライプ柄で2種類のデザインを用意

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 高松にある1877(明治10)年創業の老舗和菓子店「くつわ堂」(総本舗=高松市兵庫町)が5月23日、父の日仕様の「ネクタイ瓦せんべい」の販売を始めた。

焼く前の「ネクタイ瓦せんべい」

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 同店は例年、讃岐銘菓瓦せんべい、くつわせんべいなど定番商品の他、こどもの日、母の日、ひな祭りなど季節ごとのお菓子も販売している。

 同商品は、父の日も盛り上げようと、同社社員の発案でネクタイ形の瓦せんべいを製造したのが始まり。当初は他の商品を買いに来た常連客にのみ配布していたが、商品化の要望が多く届き販売も開始。現在は、父の日恒例のお菓子として毎年人気の商品となっている。

 ネクタイの結び目が割れない程度の細さで製造することにこだわったという。割れずに焼けるギリギリの薄さを研究し、美しいネクタイの形を表現した。ストライプ柄とドット柄の2種類のデザインを、3枚入り1セットで販売する。

 田村照夫社長は「ネクタイ瓦せんべいをプレゼントすることで、普段は言いにくい感謝の気持ちを伝えるきっかけになれば」と話す。

 価格は432円。総本舗、西店、高松三越の3店舗で扱う。

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