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トフラップ、「骨付鳥の素」全国発売 香川のソウルフードを手軽に再現

「骨付鳥の素」を手にするトフラップの橋谷大希さん

「骨付鳥の素」を手にするトフラップの橋谷大希さん

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 トフラップ(高松市鍛治屋町4)が10月4日、家庭で簡単に骨付き鳥を再現できる「骨付鳥の素」を発売した。

「骨付鳥の素」で調理した骨付き鳥

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 骨付き鶏は骨付きの大きな鶏もも肉を、ニンニクが利いたスパイスで味付けして焼き上げるご当地グルメ。約60年前、香川県丸亀市で発祥した。「うどんに次ぐ香川のソウルフード」との呼び声も高い。

 「骨付鳥の素」は、香川県白川農場(三豊市)のニンニクを使ったスパイスが特徴。「スーパーなどで手に入る市販の鶏肉にまぶして焼くだけで本格的な『香川の骨付き鳥』が味わえる」という。令和3年度香川県産品コンクールでも入賞した。

 開発担当の橋谷大希さんは「骨付き鳥の知名度は上がってきたが、うどんと比べるとまだまだというのが現状。おいしくインパクトのある骨付き鳥を、全国の方に知ってほしい。どうすればうどんのような存在になれるか考えた結果、『鶏肉にかけるだけで骨付き鳥の味が手軽に再現できる調味料を作る』という発想に至った。1年半以上の試行錯誤を経て完成した自信作」と開発の経緯を話す。

 「骨付き鳥の魅力を広く伝えることはもちろん、新型コロナの影響で気軽に外食ができない、家で食事を作るのが大変・変化が欲しいなどさまざまな悩みを少しでも解消できれば。骨付き鳥以外にも、コショウの代わりにギョーザのつけダレやサラダにも使える」とも。

 香川県出身の平賀源内を描いたパッケージには、「平賀源内のように長く全国で知られる存在となってほしい」という同社の願いを込めた。

 内容量は30グラムで、価格は378円。賞味期限は製造日より9カ月。ウェブショップ「BASE」で扱うほか、11月下旬までクラウドファンディングサイト「キャンプファイアー」でのリターンとしても用意する。

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