高松のかばん工房「カワニシカバン」(高松市太田上町)が9月20日、6月に発売したリュック「seowU」のレザー版の受注を、クラウドファンディングサービス「Makuake(マクアケ)」で始めた。
仕切りによって上下2層構造にし、「リュックを正面に回して1回の動きで目的のものを取り出せることに焦点を当てた設計」が特徴の同商品。前回販売したものはコーデュラ・バリスティックナイロン製だったが、要望があったことから今回、レザーで商品化したという。
ボディーには「おんふりーく」(兵庫県たつの市)によるレザーブランド「セトウチレザー」と共同開発した耐水度1522ミリのはっ水する素あげレザー「アリス」を使う。「雨粒や飲み物がかかっても、すぐに拭けばシミにならない」という。
レザー版について、川西功志社長は「普段からリュックを使っていて、前作は自分でもかなり使いやすいと思うものができた。機能性はそのままだが、レザーになると雰囲気も変わる。本革ならではの風合いや変化を楽しんでもらえれば」と利用を呼びかける。
カラーはブラック・キャメル・グレーの3色展開。定価は6万7,900円。マクアケでは、先着150人で1万5,000円引き(5万2,900円)になるコースや2点同時購入で3万5,000円引き(10万800円)のコースを用意する。