津田の松原(さぬき市)で現在、「すなはまフェスティバル」が開かれている。同イベントは今回が初開催。
香川に住む外国人によるTシャツ 富士山をモチーフにしたものも
イベント期間中は砂浜に地元津田高校の生徒や県内で働く外国人をはじめ、全国から募った400枚以上のTシャツが並ぶほか、マルシェも開く。日によって世界各地のパフォーマーによるステージ、ゲームやクイズを楽しみながら海ごみについて学ぶ「海ゴミポイントラリー」、砂浜ヨガなどの企画も行う。
初日となる10月29日には「すなはま運動会」を開催。参加者たちはチームに分かれ、インドネシアのラインダンス「ポチョポチョ体操」のほか、しっぽ取りゲーム、玉入れなどの種目を楽しんだ。
主催した「ヒューマンリング協同組合」の田村美津子さんは「昨年も津田の松原の砂浜ですなはま運動会を行い、好評だったので、この砂浜を生かしてさらに多くの人が参加できる企画を行いたいと考えたときに、高知県の『砂浜美術館Tシャツアート展』が思い浮かび提案した」と振り返る。
初日を終え、田村さんは「参加してくださった皆さんが笑顔でゆっくり楽しんでいる様子を見られてうれしい。滑り出しとしては上々」と笑顔を見せる。「このイベントはSDGsをテーマにしているが、SDGsが『誰一人残さない持続可能な社会』をうたうように、このイベントも参加者一人一人が自分らしく楽しめるイベントとして継続していきたい」とも。
11月3日まで。