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志度ライオンズクラブ事務所に「大河こども食堂」 うどん店店主らが始める

志度ライオンズクラブ前のメンバー 右から2番目が山内麻由さん

志度ライオンズクラブ前のメンバー 右から2番目が山内麻由さん

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 志度ライオンズクラブ(さぬき市)が10月14日、事務所で「大河こども食堂」を始めた。

季節に合わせた飾り付けも行う食堂内(10月20日撮影)

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 食堂は、同団体に所属するさぬきうどん店「さぬきうどん溜」(さぬき市)主催で開く。以前より、同クラブでは廃品回収事業「ecoステーション」や、フィリピンのお菓子や飲み物を販売するとともに、香川に暮らすフィリピン人との交流やフィリピンへの支援を行う「ABOHAN(アボハン)レストラン」などの活動を行ってきた。

 同店店主の山内麻由さんは「当クラブが行ってきた事業やさまざまな活動のノウハウを生かし、貧しい家庭の子どもたちの食事や生活物資を支援し、つなげる場所にしたかった」と話す。「初日は予想以上に大勢の子どもたちが訪れ、表面から見えていないが貧困や問題を抱える家庭がこんなにもあるのかとショックを受けた。食事だけでなく、身の回りのものや着るものが買えないなど、貧困にもさまざまな問題・側面がある。食事だけでなく、ecoステーションで回収したものを譲る場としても開きたい」とも。

 営業は金曜15時~19時。中学生以下無料、児童の保護者・同伴者=300円、一般=500円(学生証提示で300円)。

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