高松のライブハウス「フェストハレ」(高松市常磐町1)で1月14日、アイドルグループ「STU48」主催のフェス「フクフェスVol.1」が開かれる。
2017(平成29)年、瀬戸内地域7県を拠点にAKB48の姉妹グループとして発足した同グループ。船の上に設けた劇場での公演や2021年8月にサンポート高松(サンポート)で行われた「第60回日本SF大会」で朗読劇を上演するなど、香川をはじめ瀬戸内地方を軸に活動してきた。
今回のフェスは、地元香川出身で同グループ副キャプテンを務める福田朱里さんが企画した。昼夜2部に分かれ、同グループの他、「くぴぽ」「Hello Youth」「ひめキュンフルーツ缶」「手羽先センセーション」「Payrin's」「Yamakatsu」など全国の女性アイドルグループが出演する。公演後には物販・特典会を開き、オリジナルTシャツやタオルなどのグッズを販売する。
アイドルとして活動するとともに自らを「アイドルマニア」と公言する福田さん。出演するグループは、それぞれ別々の都道府県を拠点に活動しているが、自ら足を運んで声をかけたと言う。今回主催した理由について、福田さんは「瀬戸内には数々の素晴らしい文化があるものの、東京・大阪などに比べるとまだまだ難しい現状にある。まずは地元である香川県にさまざまな方が来てもらえるきっかけ作りをしたい、瀬戸内の音楽シーンを盛り上げたいと思い主催した」と話す。
「出演するグループはどれも魅力的なので、お客さまとワクワクを共有したい。個人としてもグループとしてもフェスを主催するのは初めて。成功させて、少しでも香川県に貢献するとともに、メンバーの主体的な活動の幅を広げる前例にしたい」と意気込む。
イベントの今後について、「夢は瀬戸内7県全県で開催すること。アイドルだけではなく、お笑い芸人やバンドなどさまざまなジャンルが融合したイベントにしていきたい」とも。
開演は、昼の部=12時30分(12時開場)、夜の部=17時30分(17時開場)。チケット料金は5,500円(別途ドリンク料金が必要)。チケットぴあで1月11日まで販売。