サッカーJ3「カマタマーレ讃岐」が1月11日、池田豊人香川県知事を表敬訪問した。
香川県庁を訪れたのは、同社の池内秀樹社長、2023シーズン新たに就任した米山篤志監督、竹内彬強化部長。米山監督は現役時代、「東京ヴェルディ」「川崎フロンターレ」「名古屋グランパス」などのチームでプレーし、川崎フロンターレではコーチも務めた。昨年11月に就任が発表されて以来、今回が初の公の場となる。
昨シーズン、J3リーグ18チーム中17位でシーズンを終えた同チーム。来シーズンに向け、池内社長は「現在、三豊市の宝山湖公園にクラブハウスと練習用グラウンドとを建設・整備しており、練習環境が格段に向上する見込み。クレバーに勝ちを狙いにいく」と意気込む。
訪問の3日前に香川に入り、本格的に居住を始めたいう米山監督。香川について、「気候も穏やかで、人柄も良く、好印象」と話す。今シーズンについて、「今年はチームの『飛躍の年』にしたい。現在は、勢いのある若手選手と経験豊富なベテラン選手のバランスが良いチーム。決して簡単なことではないが『できる』と信じ、J2昇格を目指してチーム一丸となり戦っていきたい。香川を代表するチームとして応援してくださる県民の方に活躍を見せるとともに自分たちの試合を通して、県外にも香川をアピールできれば」と意気込む。
訪問を受けた池田知事は「香川にサッカーを根付かせ、サッカーを通して県を元気にするような活動をしてくれてありがたい限り。集客やより良い練習ができるようできる限りサポートしていきたい。自分も昨年9月に知事になったばかりだが、県政の実践の場に立つごとに知事としての経験が積まれていくと感じる。ぜひ試合を通して経験を積み、『強いチーム』になってほしい」とエールを送った。
同チームは3月、静岡のアスルクラロ沼津とホーム開幕試合を予定している。