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カマタマーレ讃岐が新体制発表会 3年ぶりに有人開催

米山新監督を中心に記念撮影を行った

米山新監督を中心に記念撮影を行った

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 サッカーJ3「カマタマーレ讃岐」が2月4日、レクザムホール(高松市玉藻町)大ホールで2023年シーズンの新体制を発表した。コロナ禍の影響でオンライン開催を続けていたが、今回3年ぶりに有人で開催。300人のサポーターが駆けつけた。

サヌカイトをモチーフにした新ユニホーム

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 当日は米山篤志新監督をはじめ、29人の選手やスタッフらが出席。同チームには今年14人の選手と1人のスタッフが新加入した。選手による所信表明では決意を表明するほか一発ギャグを披露する選手がいたり、選手の秘密のエピソードを披露したりする場面もあった。会場では選手たちに声援や拍手が送られ、時折笑い声も上がるなど、和やかな雰囲気で進められた。

 イベントでは新ユニホームも発表。今年の新ユニホームは坂出市で多く産出される黒曜石・サヌカイトをモチーフにする。2021年の西讃の父母ヶ浜(三豊市)、2022年の東讃のランプロファイア岩脈(東かがわ市)をモチーフにしたのに引き続き、中讃の名産品をモチーフにし、「讃岐3部作」の最終章に位置づける。

 来賓として西原義一副知事、大西秀人高松市長、今年10月に同チームの練習場が完成予定の三豊市の山下昭史市長、嶋靖博香川県サッカー協会会長らが出席し、激励の言葉を贈った。

 冒頭で池内秀樹社長は「チームをより強力なものとするため、チーム内外の連携を高め、より団結したチームを作りたい」とし、昨年からのモットーである「ひたむきに」「クレバーに」「一つになって戦う」ことを改めて目標に掲げ、J2に返り咲き、香川県を元気にし、より多くの人に知ってもらいたいと意気込みを見せた。

 米山新監督は「開幕から2週間、順調に準備できていると感じる。J2昇格に向けたチームの目標意識も定まってきた。今日は多くのサポーターの方々が来てくださり、期待感も感じる。J2昇格は簡単なことではなく、時にはくじけそうになることもあるかもしれないが、そんなときはサポーターの声援が何よりのエネルギーになる。『応援したくなるチーム』『この街にこのチームがあって良かった』と思ってもらえるようにしていきたい」と意気込みを見せる。

 新キャプテンの高橋拓也選手は「明るく献身的な選手が多く、支えられていると感じる。シーズン中はチームの柱として選手たちのよりどころ、頼りにされる存在でありたい」と意気込む。トレーニングについて「米山監督からは高いスピード感を要求されている。パスからシュートまでのスピード感がこれまでとまるで違い、自分もキーパーとしてボールを止めるためのスキルも磨かれていると感じる。チームからも、期待感とどこまでやれるのかという良い緊張感を感じるのでこの調子で準備して、開幕戦を迎えたい」とも。

 同チームは3月5日、静岡のアスルクラロ沼津とホーム開幕試合を予定している。

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