吉本の「香川県住みます芸人」として活動する梶剛さんが主催するイベント「かじ祭り」が3月26日、高松市立中央公園(高松市番町1)で開催される。
2017(平成29)年に始まり、今回が4回目。香川県飲食店やハンドメードアクセサリー店、雑貨店などの「香川のええもんうまいもん」を集めたブースが出店し、芸人がステージ上でネタを披露する。企画から運営、設営、保健所・警察・消防などの許可取りまで梶さんが全て行う。2020年からコロナ禍で中止しており、今回が4年ぶりの開催となる。
当日は梶さんを含む23組の芸人が出演するとともに屋台にも立つ。SNS上でフォトコンテストを行うほか、受付でイベント当日の日付の電車の切符や高松市中央商店街で買い物したレシートを提示することで、限定ステッカーを進呈する。
高松中心市街地での開催は今回が初。梶さんは「これまでの会場は郊外で、このイベント目的で来るといった面が強かったが、中央公園はイベント目的でない人も気軽に立ち寄れる場所。これまでと違うシチュエーションの場所なので、人の流れがどうなるか予想がつかない一方、車に乗れない学生たちも来やすくなるのでは」と話す。
3月12日には梶さん自ら、丸亀町商店街、南新町商店街、田町商店街、常磐町商店街、兵庫町商店街を回り、商店街店舗へのポスター貼り交渉と通行人へのビラ配りを行った。
4年ぶりの開催について、梶さんは「久々の開催だが『香川に楽しい場所を一つでも増やす』『香川をもっと好きになってもらう』という当初からの思いは変わらない。ポスターには『かじ祭りが帰ってきた』という勢いと思いを込めるとともに、イベントと併せて足を運んでほしいと思い商店街で撮影した。『香川って楽しい』『香川にいて良かった』と思える祭りにしたい」と意気込む。
開催時間は10時~16時。入場無料。