高松国分寺ホール(高松市国分寺町)が4月18日で10周年を迎える。
音楽ステージやワークショップ、ホールを使ったカラオケ大会などさまざまな企画を行ってきた同ホール。最大座席設置数は459席で、数字は「しこく」と読めるが偶然だという。
10周年を迎えるに当たり、和太鼓や寄席を開く「伝統芸能で祝10周年」(4月15日)を皮切りに、参加型企画「10周年だヨ!全員集合」(同23日)、香川のバンドやアーティストらが出演する「音楽の日」(5月4日)などのステージ企画を用意。4月18日は「ホール開放するDay」と題し、60分1,000円でホールを貸し出す。
さまざまな教室やワークショップなどを行ってきたことについて、奥條奈美子館長は「文化の発展を助けるのが当ホールの役目」と話す。「団体として活動していきたいけれど、どうやって始めたら良いか分からないという方の手助けやスタートのサポートとして、さまざまな企画や教室を行ってきた。当ホールで教室を始めて、サークルとして外部で活動を始めたり、他の場所で教室を開いたりと自立した活動をしている団体もある。こちらとしては送り出すとともに、その後も別の形で応援を続けたい」と話す。
10周年を迎えて「10周年という節目を迎えた。この節目をきっかけに、さらに新たなことをしていきたいと考えている。今後も1人でも気軽に入ったり、参加したりできるホール、より親しみやすい場所を目指したい」とも。