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高松三越で「手塚治虫版画展」 直筆原稿や松本零士さん追悼展示も

会場正面のアトムのオブジェと手塚作品のキャラクターを描いたタペストリー

会場正面のアトムのオブジェと手塚作品のキャラクターを描いたタペストリー

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 高松三越(高松市内町)新館5階で現在、「手塚治虫版画展」が開かれている。

手塚作品のキャラクターやコミックカバーイラストの版画作品を展示販売する

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 テレビアニメ「鉄腕アトム」が今年で放送開始60周年を迎えることを受け企画された同展。同作品をはじめ、「リボンの騎士」「ブラック・ジャック」「ジャングル大帝」など、手塚作品のキャラクターの版画作品や直筆原画のほか、長年手塚プロダクションでアニメーターとして活動してきた小林準治さんの水彩画や色紙、2月に亡くなった漫画家・松本零士さんを追悼し、「銀河鉄道999」「宇宙戦艦ヤマト」などのアニメセル画も展示する。

 アトムが作中で2003(平成15)年4月7日に誕生し、今年が20年目に当たることから、4月7日には来場者先着100人にアトムのオリジナルポストカードを進呈する。

 手塚作品を扱うアートスペース(東京都江東区)アートセールス統括マネジャーの湊屋一(はじめ)さんは「アニメ放送開始60周年ということもあり、アトムを中心に作品をそろえているが、手塚作品の魅力はその幅広さ。女性には『リボンの騎士』、若い人たちには『ブラック・ジャック』の人気が高い。メインターゲットは50~60代だが、幅広い方に楽しんでもらえる内容。世代を超えて国内外で愛され続ける手塚作品の世界を楽しんでほしい」と来場を呼びかける。

 開催時間は10時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。4月10日まで。

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