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高松市美術館でフィンランドのライフスタイル展 家具や文化紹介

色とりどりの作品が並ぶ会場

色とりどりの作品が並ぶ会場

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 企画展「フィンランドのライフスタイル~暮らしを豊かにするデザイン~」が現在、高松市美術館(高松市紺屋町)で開かれている。

フィンランドの家具や食器などが並ぶ会場

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 同館開館35周年を記念して企画された同展。アルヴァ・アアルトやアイノ・アアルト、イルマリ・タピオヴァーラ、カイ・フランク、オイバ・トイッカ、石本藤雄ら、1930年台から現代にかけてのデザイナーたちによる家具や陶器、ガラス、テーブルウエア、テキスタイルのほか、フィンランドデザインの流れをくむ日本のメーカーによる製品など約1000点を展示。ヒンメリ、シラカバ細工などのフィンランドの工芸品、サウナなど、フィンランドの暮らしや文化についても併せて紹介する。

 4月16日に同館学芸員とフィンランドデザインの名作シリーズを独自の視点で復刻、特別注文し販売する「scope(スコープ)」(名古屋市中川区)社長の平井千里馬(ちりま)さんによるギャラリートークを行い、フィンランドデザインの魅力やデザイナーとの交流もある平井さんが思い出などを語った。

 フィンランドデザインの魅力について、平井さんは「フィンランドには『色が装飾』として、形状をシンプルに仕上げる考え方がある。素材を無駄なく大切に使い、ずっと使えるものを作っている。昔から受け継がれている考え方だが、今の時代にも通じるものがある」と話す。

 展示について、学芸員の福田千恵さんは「フィンランドの家具は椅子の裏側や脚にもデザインが表れる。そのような普段見ることのない場所も見られるように展示しているので注目してほしい。展示しているデザイナーの一人、石本さんは愛媛県松山市を拠点に現在活動しており、身近な作家でもあるので、そうした面でも楽しんでもらえれば」と来館を呼びかける。

 5月20日には、香川大学特命准教授・香川フィンランド協会常任理事の植村友香子さんを講師に招き、「日本語を学ぶフィンランド人、 フィンランドからみた日本」と題した講演を予定。フィンランドのヘルシンキ大学で日本語講師を約20年務めた植村さんの経験を元に、フィンランドの生活とフィンランドから見た日本について話す。

 開館時間は9時30分~17時(金曜・土曜は19時まで)。月曜休館。観覧料は、一般=1,200円、大学生=600円、高校生以下無料。6月11日まで。

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