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高松空港の「うどんだしの蛇口」が復活

復活した、温かいうどんだしの出る蛇口

復活した、温かいうどんだしの出る蛇口

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 高松空港のうどんだしの出る蛇口が4月20日、3年ぶりに復活した。

蛇口から出るうどんだし

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 2010(平成22)年7月に同空港ターミナルビル2階に設置された蛇口。温かいだしの出る蛇口と冷たいだしの出る蛇口の2種類を置いていたが、コロナ禍の影響で2020年3月から休止していた。今回、観光特産品展示コーナー「空の駅かがわ」内に設置された温かいだしの出る蛇口が復活した。

 だしは空港内に出店する「さぬき麺業」のかけうどんに使われているもので、伊吹島産いりこ・カツオ・昆布をブレンドしたもの。蛇口の横にはコップが置かれ、そのまま飲むことができる。容器に入れての持ち帰りやうどんの持ち込みは禁止している。1日数回消毒も行うという。

 同空港営業部グループリーダーの石村慎太郎さんは「空港は人が移動する拠点となる場所。政府により感染症対策の緩和も発表され、今年の大型連休は人出も戻ってくると思われる。今回の蛇口復活はその兆しとなる出来事。多くの方に利用してもらえれば」と期待を込める。

 初日、海外旅行出発前に立ち寄った坂本和生さんは「香川に住んでおり、だしが出る蛇口があることは聞いていたので、いつか寄りたいと思っていたが今日から復活とは知らなかった。旅の始まり、幸先の良いスタートを切れた」と笑顔を見せる。

 稼働時間は9時~17時(なくなり次第終了)。利用無料。

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