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丸亀町グリーンで瀬戸内拠点のアーティストグループによる限定ギャラリー

瀬戸内アートコレクティブのメンバーたち

瀬戸内アートコレクティブのメンバーたち

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 瀬戸内地域在住のアーティストたちによるグループ「瀬戸内アートコレクティブ」による期間限定のギャラリーが現在、丸亀町グリーン(高松市丸亀町)西館1階で開かれている。

さまざまな作品が並ぶ展示会場

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 2019年、岡山県や広島県など瀬戸内地域在住のアーティストたちが集まって結成した同グループ。企業や自治体などのクライアントと提携し、アートを活用した取り組みを行ってきた。香川県でも昨年9月に瀬戸内国際芸術祭に合わせて開かれた「おいでまい祝祭」秋会期で作品を出展するなど、瀬戸内地方に根ざした活動を行ってきた。

 今回の展示ではメンバーの金孝妍(キム・ヒョヨン)さん、辻孝文さん、高松明日香さん、PORTRATOR(ポォートレーター)さん、名合(なごう)貴洋さん、樋口聡さんの6人の作品を出展。会期中はアーティストも在廊する。

 展示作品は販売するほか、月に作品価格の3%を支払うことで貸し出しを行うサブスクリプションも用意。サブスクリプションについて、同団体プロデューサーの片倉恒(ひさし)さんは「アート作品は慣れていない方には購入までのハードルが高いと考え、より手軽に利用しやすいサブスクリプションを導入した。事例を増やすことで『アート作品のサブスクリプション』を身近なものにしていきたい」と話す。

 展示について、「『現代アート=難しいもの・縁遠いもの』と考えられがちだが、決してそうではなく、見る人に対して新たな気持ちを作るもの。アーティストも在廊するので交流して気づきを得るとともに、アートをより身近なものに感じてほしい。地域の作家を盛り上げる手伝いもしていきたい」と意気込みを見せる。

 開場時間は11時~20時。入場無料。6月7日まで。5月27日にギャラリートーク、28日に銀箔(ぎんぱく)貼り体験、6月3日にステンシルを使ったポストカード作りなどのワークショップも行う。詳しくはウェブサイトで確認できる。

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