新屋島水族館(高松市屋島東町)で4月に生まれたイルカの赤ちゃん「ナナ」の誕生を祝う展示が現在、高松・屋島山上交流拠点施設「やしまーる」で開かれている。
4月30日に生まれ、今月10日に一般公開されたナナ。メインホールを使い、スタッフが作ったナナと母イルカ「雪」の実寸代の人形やQ&Aパネルを展示するほか、ナナの写真や動画を流す。初日の14日はスライドショーで写真が流れていたが、完成次第、授乳風景や生まれて2日目の様子を撮影した動画も流すという。
展示に合わせ、同施設のカフェでは炭酸飲料にバニラアイスや同施設をかたどったクッキー、イルカの形のグミなどを載せた「ナナちゃんスペシャル」を販売。価格はナナにちなみ770円で販売する。
今回の展示について、広報の廣瀬杏子さんは「水族館に声をかけて開催することになった。当施設と水族館は隣接しているので、展示を見た後で水族館にも足を運ぶきっかけにしてもらえれば。動画は飼育員が撮影したもので、飼育員視点の映像。普段なかなか見られない貴重なショットを楽しんでほしい」と呼びかける。
営業時間は9時~17時(金曜・土曜は21時まで)。火曜定休。入場無料。7月2日まで。