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高松市塩江美術館で大島よしふみさん作品展 夏の思い出テーマに昆虫を針金で

大島よしふみさん

大島よしふみさん

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 高松市出身・在住の芸術家・大島よしふみさんの作品展が現在、高松市塩江美術館(高松市塩江町安原上、TEL 087-893-1800)で開かれている。

段ボールを使い森をモチーフにしたオブジェ

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 大島さんは、高松駅前などに置かれた香川県の観光マスコットキャラクター「親切な青鬼くん」の石像や同館に置かれたオブジェなどの彫刻作品を制作したほか、2010(平成22)年の「瀬戸内国際芸術祭」では男木島のアートプロジェクト「オンバファクトリー」を結成し参加した。

 今回の展示では、大島さんが子どもの頃故郷で過ごした夏の一日をモチーフにオブジェを置き、展示室のあちこちに針金で作った昆虫の人形を展示する。別室には2005(平成17)年に同館で展示した大型作品なども置く。

 展示について、大島さんは「ここ数年、コロナ禍で従来のような夏休みを送れなかった子どもたちの話を多く聞く。感染症対策も緩和された今、子どもたちに来てほしい。今は子どもたちが昆虫採集する機会も減ったと聞く。子どもたちには昆虫の魅力を知ってもらうとともに、親世代には昔を思い出す機会にしてほしい。土曜・日曜は在廊するので、皆さんともコミュニケーションを取れれば」と話す。

 開館時間は9時~17時。観覧料は、大人=300円、大学生=150円、高校生以下無料。9月3日まで。8月6日には「僕の・私の夏休み!」と題し、夏休みの思い出やしたいことなどを「飛び出す絵」にして表すワークショップも開く。10時~11時30分と13時30分~15時の2回。参加料1,000円。要電話予約。

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