「箏(こと)×トランペット デュオ『Alin(アリン)』」コンサートが9月18日、源内音楽ホール(さぬき市鴨庄)で開催される。
共に東京芸大の同級生という、高松市出身のトランペット奏者・有馬沙彩(さあや)さんと岡山県出身の箏奏者・鈴木泉芳(のりか)さんが2021年に結成した同ユニット。「アリン」は、有馬さんの「有」と鈴木さんの「鈴」を音読みして組み合わせた造語。
鈴木さんは「教職課程の授業で一緒のグループになり、交流したものの、在学時はそれきり。卒業後、有馬さんのSNS投稿を見かけて声をかけたところから意気投合し、結成した」と振り返る。
結成してからは岡山・香川を中心に自主コンサートを開き、「さぬきこどもの国」(高松市香南町由佐)や関東の施設などでも上演。インターネット番組などにも出演してきた。曲目はトランペットや箏の曲、J-POPやアニメソング、ボーカロイド曲など。
コンサートについて有馬さんは「2人とも地元愛が強く、『音楽で地元を笑顔にしたい』という思いからそれぞれの地元である岡山・香川を中心に演奏活動をしてきた。2人で織り成す和と洋の一風変わった音楽を多くの方に聴いてもらいたい」と意気込む。
13時30分開場、14時開演。チケットは全席自由=500円。同ホールをはじめ、さぬき市内の公共機関、高松・レクザムホール(玉藻町)で販売する。