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高松・女木島で「観月茶会」 島を巡るツアーも

(左から)松内千帆さん、中條比紗美さん、竹井守恵さん

(左から)松内千帆さん、中條比紗美さん、竹井守恵さん

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 高松・女木島(めぎじま)で9月29日、観月茶会が開かれる。主催は「鬼ヶ島文化村」。

過去に「umiyado鬼旬」で行ったティーパーティーの模様

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 当日が十五夜であることから企画したという同茶会。島内の民宿「龍宮」で受付後、「龍潜荘別館金波」で武者小路千家の竹井守恵さんが席主を務める茶会を行い、龍宮の桟敷席でイベントのために考案された漁師料理を振る舞う。茶会のほか、島内の「鬼ヶ島大洞窟」や展望台見学バスツアーや島内を一周するツアー、遊覧船ツアー、釣り体験などの企画も用意する。

 「島とは切っても切れない縁がある」と竹井さんは話す。「祖父の橋本仙太郎は1914(大正3)年に島の『鬼ヶ島大洞窟』を発見し、そのことが香川のまちおこしの先駆けとなった。おじやおばは『桃太郎サミット』を開いた。自分も島を盛り上げる手伝いをできるのはうれしい」と話す。

 島では2017(平成29)年から、イベント「MEGIめきめき」を開き、マルシェやワークショップなども行ってきた。鬼ヶ島文化村のメンバーでもある島の宿泊施設「umiyado鬼旬(きしゅん)」(女木町)の松内千帆さんは「参加者にアンケートを採り、今回初めて行う企画もある。茶会だけでなく島の魅力を感じてもらえれば」と呼びかける。

 今回の茶会でもイベントの助成、企画を行う公益財団法人「中條文化振興財団」(番町2)の中條比紗美さんは「前から女木島で見る月がきれいだと思い、他の人たちにも見せたいと思ったのが始まり。ツアーや料理など島の方々も協力してくれてありがたい限り。月だけでなく、島の魅力や文化を伝えたい」と意気込む。

 茶会は16時30分~(受け付けは16時~)。参加費は8,000円(海上タクシー代含む)。定員25人。洞窟・展望台見学バスツアーは10時25分~・14時25分~。参加費1,400円。女木島一周ツアーのは10時25分~・12時25分~・14時25分~・16時25分~。参加費1,000円。遊覧船ツアーは11時~・13時~・15時~。参加費1,500円。電話(TEL 090-2787-4647)で9月27日まで、受け付ける。

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