カヌレ専門店「As Canele&(アスカヌレ)瓦町店」(高松市瓦町2)が9月24日、オープンした。
複合商業施設「むぎなわの里」(東植田町)の本店に次ぐ2店舗目となる同店。毎朝焼くカヌレの大きさは通常の物より小さい一口サイズで、香川県産小麦「さぬきの夢ロワール」と、三木町で飼育された鶏卵など地元食材を使う。
店主の寺井司さんは「カヌレは元々、中心部の半生の食感が原因で苦手だったが、フランスで食べたカヌレがとてもおいしかった。その後、勤めていたコーヒーショップで『コーヒーに合うスイーツメニューを考えてほしい』と言われた時にそのカヌレを思い出し、作ることにした。試行錯誤の末、大きさを小さくし、内部も柔らかいが半生でない納得のいく物ができた」と話す。
「使う食材は、平飼い卵や低温殺菌牛乳、きび砂糖など食べる人にも動物にもなるべく負荷の少ない物を使うよう心がけている。人にも動物にも優しい店にしたい」とも。
メニューはプレーンのほか、あんバター、鳴門金時、三豊市で栽培された高瀬茶など、地元食材や旬の食材などを使った物も用意する。価格は、単品=150円~、4個=650円、8個=1,200円、16個=2,350円、24個=3,500円。
「当店のコンセプトは『カヌレを日常に』」と寺井さん。「カヌレはまだチーズケーキやプリンなどのスイーツと比べると身近ではない。スイーツを買う時に『今日はカヌレにしよう』と日常的な選択肢になるような店にしたい」と意気込む。
営業時間は12時~18時。火曜・水曜定休。
※内容の一部を修正しました。 10月17日21時33分追記