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高松塩江美術館で「思可牟展」 出展作家によるワークショップも

メイン展示室 中央には京都市立芸術大学在学生・田村久留美さんの作品がかかる

メイン展示室 中央には京都市立芸術大学在学生・田村久留美さんの作品がかかる

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 グループ展「第37回 思可牟(しかむ)展」が現在、高松市塩江美術館(高松市塩江町安原、TEL 087-893-1800)で開かれている。

サブ展示室 絵画や染色、切り絵などの作品を展示する

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 香川県にゆかりのある京都市立芸術大学卒業生によって1986(昭和61)年に設立された美術グループ「思可牟」が開く作品展。今回初めて在学生も参加し、19人の作家による絵画や彫刻、切り絵、漆芸など38点の作品を展示する。

 出展作家によるワークショップも開く。11月19日は河崎まゆ子さんによる美術館周辺の落ち葉などをラミネート紙に並べ作品を作る「塩江の秋を持ち帰ろう!」(参加費は500円)、23日は切り絵作家・長谷川隆子さんによるアクリル板を使った影絵作り「ヒカリノ絵」(同1,800円)を行う。電話予約が必要。

 出展作家の西山寛さんは「当展で決まっているのは『同じ大学出身の作家たちが集まって行う』ことだけ。さまざまなジャンルの作品を見に来てほしい」と話す。「グループ名は現代に向けて新しい試みをとどまることなく挑戦し続けるという意味を込めて『むかし』を逆さ読みしたもの。今回在学生が加わったことで、37回続く当展に新たな風が吹き込んだのでは」とも。

 開館時間は9時~17時(入館は16時30分まで)。月曜休館(祝日の場合は翌日)。入場料は、一般=300円、大学生=150円、高校生以下と65歳以上、身体障がい者手帳等所持者は無料。12月10日まで。

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