「カワニシカバン」(高松市太田上町)が1月20日、ランドセル「SeowLn(セオエルン)」の受注販売を始めた。
防弾チョッキにも使われるという「コーデュラ・バリスティックナイロン」を使い、はっ水機能も持つ同商品。同社の川西功志社長によると、篠丸接骨院(多度津町)の篠丸達也院長の助言を得て、背中のクッションを3列にし、背中に当たるようにすることで「姿勢への気づきをうながす」ほか、中の荷物をとめるベルトも用意するなど「背負いやすさも追求した」という。ランドセルとして使い終わった後は、かぶせや芯材を外すことでリュックサックへのカスタマイズに対応する。
川西社長は「当社はこれまでビジネスリュックを多く作ってきたので、そのノウハウを開発にも生かした。当社は『ながく愛されるものづくり』を理念としている。ランドセルは小学校時代の6年間毎日使われ『初めての相棒』と呼ぶべき存在。6年間の役目を果たした後も長く使っていただける物にしようとリュックサックにカスタマイズできるようにした。子どもの思い出に残るようなかばんになれば」と話す。
価格は7万7,000円。予約は10月31日まで受け付ける。発送は2025年1月~2月を予定する。