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高松のショールームで写真とAIアートの作品展 インテリアと作品の調和提案

写真家でAIアーティストのwally_kさん

写真家でAIアーティストのwally_kさん

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 香川の写真家「wally_k」さんによる写真とAIアートの作品展「Licht Grenze -境界線-」が現在、高松のリフォーム会社「グリュック」(高松市香西本町、TEL 087-881-5012)ショールームで開かれている。

作品に合わせインテリアをコーディネートした会場 中央の黒と白の壁紙は陰陽を表す

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 動画やAIアートも制作するwally_kさん。地元四国を中心に写真撮影や映像制作を行うとともに写真スクールやワークショップ、地域活性のイベントプロデュース活動も行ってきた。2019年からアーティストとして活動を始め、近年はAIと写真を融合させた作品制作を行う。

 同展では写真やAIアート、2つの混合作品など15点を展示販売する。展示名はドイツ語で「光の境界線」の意味。「生きていく中で人種や性別、年齢や感情、立場や場所などさまざまな境界線があるが、境界線はいつも自分でつくるもので本当はどこにでも行ったり、いつからでも何にでもなれたりするはず。自分自身でつくってしまった『境界線』を跳び越えていくきっかけになれば。芸術を通して来た人同士の境界をなくし、つながりをつくる場にしたい」と話す。

 作品について「写真が現実を切り取って表現するのに対し、AIアートは非現実的な世界も実現できるのが魅力。これからの表現を楽しんでもらえれば。写真、AIアート、写真とAIアートの混合作品の3種類の作品を交ぜて展示しているので、どの方法で作ったか考えたり、話し合ったりして楽しんでほしい」とも。

 グリュックの山川勉社長は「wally_kさんから制作作品を展示する機会がないと相談を受け、もっと多くの方に知ってもらいたいと展示を企画した。当社は壁紙やインテリアなども合わせた『デザインリフォーム』を提案している。壁紙も陰陽や空と大地などの境界を意識した壁紙を貼るとともに部屋ごとにコンセプトを決め、作品とインテリアが引き立て合うようにコーディネートした。作品を自宅でも飾るイメージができるような、生活感を身近に感じられる作品展になっている」と話す。

 営業時間は10時~17時。観覧無料。2月11日まで。

 2月3日と11日にwally_kさんによるスマートフォンの写真撮影のワークショップを開く。両日11時~12時、14時~15時の2部開催。参加費は1,500円(ケーキとコーヒーが付く)。要電話予約。

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