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高松・レクザムホールで「ハーモニカ演懐コンクール」35組が音色競う

東京日暮里サニーホールで開かれた第2回コンクール受賞者による記念写真

東京日暮里サニーホールで開かれた第2回コンクール受賞者による記念写真

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 「第3回全日本ハーモニカ演懐コンクール」が2月25日、高松・レクザムホール(高松市玉藻町、TEL 087-823-3131)小ホールで開かれる。

ソロ演奏やトリオ、アンサンブルの演奏も行われる

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 2022年に「ココプラザ」(大阪市)、2023年に日暮里サニーホール(東京都荒川区)で行われ、今回が3回目となる。コンクールで演奏する曲は個人で選べるが、歌謡曲・演歌・流行歌・懐メロなどに限定される。「無伴奏ソロ」「伴奏付きソロ」「複音ハーモニカ小アンサンブル」「クロマチック・その他のハーモニカ小アンサンブル」の4部門で全国から35組が出場する。

 発起人で全日本ハーモニカ連盟の梁木進さんは「全国開催のハーモニカコンテストはあるが、演歌や歌謡曲は複雑なテクニックを盛り込むのが難しく、予選審査でも点数が伸びないことが多かった。日本人は昔から演歌好きな人が多い。複雑な技術でなく『歌心』を競うコンクールを開きたいと企画した」と話す。周囲からは反対の声も上がったが、初回は80人の応募があり「手応えを感じた」と喜ぶ。

 今回のコンクールの準備を進める四国ハーモニカ連盟会長の宇佐美進さんは「日本ハーモニカ芸術協会には複音ハーモニカの師範認定制度がある。2022年6月に合格者を集めたコンサートを東京外で初めて同ホールで行ったとき、800席が満席になり、懇親会も50人が参加するなど、関係者も規模感と熱意に驚いた様子でそこから香川県での開催にこぎ着けた。広いホールにハーモニカの音を響かせてほしい」と話す。

 11時開演。チケット代は2,000円(自由席)。電話で申し込みを受け付けるほか、当日券も用意する。

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