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高松で「塩江温泉鉄道 ガソリンカー展」 実寸大型模型の展示も

実寸大型模型

実寸大型模型

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 「塩江温泉鉄道 ガソリンカー展-記憶の軌跡-」が11月14日、塩江行基の湯広場(高松市塩江町安原上東)で開催される。

ペインティング中の様子

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 塩江温泉鉄道(通称=ガソリンカー)は、高松市南部に位置する塩江町で1929(昭和4)年から12年間、交通手段として利用されていた。同イベントは、ガソリンカーの原寸大模型、全長10メートルに及ぶ塩江今昔風景画や仏生山-塩江間のジオラマの展示、ガソリンカーをかたどった和三盆を作るワークショップを行うほか、飲食ブースではアマゴの塩焼きやイノシシのしっぽくうどんなどを販売する。ガソリンカー復元実行委員会、香川大学生、高松高専生が企画した。

 同実行委員会は2018(平成30)年に発足。香川大学創造工学部造形・メディアデザインコースや塩江町地域おこし協力隊、地元有志、香川高等専門学校生、安原文化の里歴史保存会、塩江美術館学芸員などが参加し、ガソリンカーの復元事業が進められている。現存の資料の調査や、鉄道の図面の復元と模型製作から始まり、かつての塩江を再現した風景画や、塩江-仏生山間のジオラマ製作など新たなことに積極的に挑戦している。

 香川大学創造工学部造形メディアデザインコース4年の谷口大智さんは「2019年に始まったプロジェクトの集大成となる展覧会。これまで多くの人がプロジェクトに関わり、ガソリンカーの記憶をつないで広げてきた。それらを次につないでいくための展示となるので、ぜひ見てほしい」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は、10時~15時30分。参加無料。ワークショップなどは参加費別途。

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