香川のアコースティックミュージシャンによるプロジェクト「Sanuki Singer Soul(サヌキシンガーソウル)」発足ライブが3月9日、高松のライブハウス「高松NOAH's ARK(ノアズアーク)」(高松市田町)で開かれた。
発足ライブの出演者たち (左から)聞間拓(ききまたく)さん、鶴早大貴さん、軍鶏(しゃも)将弘さん、北真紗子さん、あずままどかさん、勝詩さん
店主の軍鶏(しゃも)将弘さんと同店をホームとする鶴早大貴さん、北真紗子さんの3人によるプロジェクトで、アコースティックミュージックを中心としたライブやイベントを企画開催する。発足の理由について小笠原さんは「地元香川の音楽に焦点を当て、就職や進学で県外へ出た仲間たちとも再会できる場所、音楽で何かを成し遂げたい人の道を開くきっかけにしたい。香川にはアコースティックイベントの数がまだまだ少ない。(音楽を)やる人、聴く人それぞれの思い、好きという思いを尊重し、つながりをつくる場にできれば」と話す。
3月9日は同店の開店11周年に当たる。発足ライブには軍鶏さん、鶴早さん、北さんの3人のほか、勝詩さん、あずままどかさん、聞間拓(ききまたく)さんが出演。アコースティックギターの弾き語りを中心としたステージを展開し、ネット配信も行った。
今後はストリートライブやサーキットイベント、フェスなどの展開を考えているという。北さんは「アコースティックライブは路上やカフェなど、街中の身近な所でできる。街に多くのシンガー・ソングライターが集まったらこの街にさらに楽しいことが増えるはず。みんなが音楽にやりがいを持つ目標になるようなプロジェクト、イベントにしたい」と意気込む。
鶴早さんは「みんなが感動を分かち合い、笑顔になれる場所にしたい。応援してくれている人はもちろん、音楽イベントやライブハウスに来たことがない人でも、気軽に来て楽しんでもらいたい。アコースティックライブやシンガー・ソングライターの魅力を伝えていければ」と話す。