「花鎮め藤まつり」が4月13日、高松・岩田神社(高松市飯田町)で始まった。
境内に植わる樹齢800年以上の「孔雀藤」の見頃に合わせて開く同イベント。初日は同神社事務所で草月会香川支部が作品展を開くとともに本殿や七福神社などにも作品を展示。境内では「姐姐四(ジェイジェイフォー)」による二胡の演奏会も行われた。
同団体支部長の関薫美香さんは「毎年事務所で展示を行っているが、今回は範囲を広げて境内の建物にも作品を展示する。それぞれが自由な発想で作った作品を展示しており、メイン作品は毎年役員が一緒になってスケッチから作っている。作り手の楽しさが見る人にも伝われば」と話す。
同神社総代会長の西谷泰男さんは「孔雀藤の開花が例年より1週間ほど遅れており、来週辺りに見頃を迎えると思われる。期間中は茶会や音楽のステージなども開く。この季節ならではの景色を楽しみながら、神社という神聖な場所で気持ちを新たにしてもらえれば」と話す。
4月30日まで。草月会香川支部の展示は4月14日まで。