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サンポート高松で四国初の「文学フリマ」 小説や詩など100組出店

今年5月東京で開催された「文学フリマ東京38」の様子

今年5月東京で開催された「文学フリマ東京38」の様子

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 文学作品の展示即売会「文学フリマ香川1」が7月28日、高松シンボルタワー(高松市サンポート)1階展示場で開かれる。

さまざまな文学作品が並ぶ

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 評論家・大塚英志さんの呼びかけによって2002(平成14)年に始まった「文学フリマ」。出店者が長机と椅子で構成されたブースの机上で「自分が文学と信じるもの」をフリーマーケット形式で販売する。作品内容は小説や物語、ノンフィクション、エッセイ評論、研究書、詩、俳句、短歌などさまざま。2022年に芥川賞を受賞した高瀬隼子さんをはじめとする小説家や編集者、ライターも多く輩出していることでも知られる。四国での開催は今回が初で、144ブースに約100組が出店を予定している。

 一般社団法人「文学フリマ事務局」代表の望月倫彦さんは「香川県の文学者は菊池寛が知られているほか、小豆島を舞台とした『二十四の瞳』の作者である壺井栄、俳人の尾崎放哉らが、この香川県で小説や俳句、詩などの文学作品を作ってきた。近年では、高松市のブックカフェバーが文学賞を開催したり、個人書店や私設図書館がオープンしたりするなど、香川県の文学に対する熱がさらに高まっていると感じ、四国初の会場に高松を選んだ」と話す。「今後年1回開催し、瀬戸内国際芸術祭のように創作を通して地域のつながりや交流を盛んにするとともに文化芸術活動をより身近で豊かなものにしたい」とも。

 開催時間は11時~16時。入場無料。

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