高松空港3階の展望デッキにつながる通路「スカイウォーク」に地元芸術家の作品を展示するプロジェクトが9月1日、始まった。
「空とアートがつなぐ、未来への旅 SKY ART LINK(スカイアートリンク)」と題して行う同プロジェクト。香川県内の若手アーティストの作品を展示し、アーティストの活躍の場を広げることを目的とする。第1弾として香川県出身の高松明日香さんの作品を展示。通路の左右に過去に日本で起きた出来事をモチーフに青と白で描いた絵を並べるほか、通路上側に空と雲をモチーフにしたタペストリーを掲出する。
同空港の藤田聡史さんは「当空港は香川の空の玄関口であり『空港から人と街を元気に』をミッションとして掲げている。地元の若手アーティストに国内外へ才能を発信する機会を創出したい。空港の展望デッキにつながる通路を『アーティストが羽ばたく滑走路』に見立てている。利用客に『アート県・香川』をアピールしたい」と話す。
高松さんの作品展示は12月16日まで。