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高松にコワーキングスペース「co-musubi」 陶芸ポップアップストアも

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 高松・兵庫町に12月1日、コワーキングスペース「Co-musubi(コムスビ)」(高松市兵庫町)がオープンした。経営は京橋白木(東京都中央区)。

2階の会員専用スペース

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 同施設は2階建てで、1階のドロップインスペースはイベントやセミナー会場などとして利用できる。2階はリモート会議ができる個室や、ソファ「yogibo」、緑を眺めながらベンチに腰掛けて仕事ができる会員専用スペースも用意する。近隣の飲食店と連携したデリバリーサービスも利用できる。

 同社社長の竹下茂雄さんは「『co-musubi』の名前は、coworkingの『co』と『musubi』、人と人を結びたいという思いで付けた。街を歩けば知り合いに会える程よい『狭さ』は高松の良いところ。『co-musubi』がスーツでキッチリと名刺交換するような感じではなく、ここで出会い、交流するうちにいつの間にか仕事になっているというような、緩いつながりを生む場所になれば」と話す。

 同日、1階のドロップインスペースでポップアップストア「南青山 うつわ御結 POP UP店」も始めた。有田焼をはじめ、香川県出身で鈴華(すずばな)窯(京都府)の窯元である鈴木智尋さんの作品や、土岐美濃焼の作山窯(岐阜県)の作品を展示販売している。

 今後について、竹下さんは「我々の本業は飲食店向けの業務用食器卸業。飲食店開業者へのセミナーやイベントを開いていくほか、飲食・器関連の本をそろえた図書エリアも用意しているので飲食店を開業したい人の役に立てると考えている。高松は瀬戸内の中心地としての大きな魅力がある。日本酒、陶磁器、工芸品などの地場産業や食に関わるクリエーターやデジタル系の人々と東京をつなげられるようなコミュニティにしたい」と意気込みを見せる。

 1階のドロップイン利用料は、3時間=500円、1日=1,000円。10時~18時に利用可能(受け付け締め切り17時)。会員は1・2階全スペースを365日24時間利用できる。月額会費は1万5,000円で、法人会員(2万5,000円)は法人登記、郵便受け取りも可能。ポップアップストアは今月4日まで。

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