高松のシェアオフィス・ジャムファクトリー(高松市東植田町)で2月12日、香川の民間宇宙開発プロジェクト「サヌキアストロプロジェクト」のエンジン噴射実験が行われた。
山本誠一郎さんを中心に、香川の企業が集まり昨年3月に発足した同団体。今回6度目となる噴射実験。噴射の勢いで留め具が外れガスが漏れたが、およそ4キログラムの推進力を観測することができた。
実験を終え、山本さんは「目標にしている推進力の数値は3キロニュートン(約306キログラム)でまだまだ遠いが、エンジンが壊れず、前回より大きな数値を出せたことは確実な進歩。今年中にはロケットの機体も作って飛行実験を行いたい」と意気込む。