「ことでん」こと高松琴平電気鉄道が発行するICカード「IruCa(イルカ)」が2月2日、サービス開始20周年を迎えた。
「四国の鉄道・バスで初の非接触式ICカードシステム」として2005(平成17)年にサービスを始めたIruCa。電車やバスのほか、高松中央商店街を中心とした加盟店で電子マネーとしても使うことができる。2月現在、発行数は55万枚を超えた。
20周年を迎えるに当たり、記念ヘッドマークを付けた車両の運行や、記念デザインのIruCaの販売、グッズの販売などの企画も用意する。
同社管理本部の植野直樹さんは「日頃から利用いただいているお客さま、地域カードとして支えてくださっている加盟店の方々に感謝したい。今後も便利に安心して利用してもらえるサービスを目指す」と話す。
記念IruCaは3月20日、瓦町FLAG(高松市常磐町1)で販売を始める。4月7日からオンラインショップでも販売する。