
泉鋼業(高松市朝日町5)モルック部が4月24日、高松市立新番丁小学校(錦町2)にモルック用具を寄贈した。
モルックはフィンランド発祥のアウトドアスポーツ。チームに分かれて、木製の棒「モルック」を投げ、1から12の数字が書かれた木製のピン「スキットル」を倒す。倒した本数や倒したピンの数字に応じて得点し、50点を先取したチームの勝利となる。
寄贈式を開き、用具は同校6年3組の児童らが受け取った。寄贈式後はチームに分かれて実際にモルックをプレーし、運動場に子どもたちの歓声が響いた。モルック用具は学校共有の物として管理し、休み時間の貸し出しやクラブ活動での活用もするという。
プレーした岩佐一輝君は「モルックは前にもプレーしたことがあるが、今回は同じクラスのみんなとプレーできて一層楽しかった。自分たちは来年で卒業するが、下級生にもどんどん使ってもらえれば」と話す。
同社モルック部の西森伊織さんは「初めてプレーする子どもたちもすぐになじんで楽しんで、同じ目的に向かって盛り上がっている。モルック大会では初対面同士でプレーする場面もあるが、チームで目的を同じにするのですぐに仲良くなれるのが良いところ。慣れると1ゲーム当たりのプレー時間も15分ほどになるので休み時間や放課後にプレーする子どもたちが増えれば。モルック用具の争奪戦が起きるとうれしい」と話す。