香川県を拠点に活動するTikTokチャンネル「ちゃおP」が昨年12月、フォロワー20万人、総いいね数450万を超えた。
飲食店を経営する「ちゃおP」さんと、10年のアメリカ居住歴があり、英語講師やシイタケ農園「カトウファーム」(木田郡)の運営も行うジミーさんによる同チャンネル。ジミーさんのアメリカ滞在時の経験に基づく体験談や英会話の動画などが評判を呼び、ここ2カ月の動画総再生回数は1500万になるという。
元々中学の同級生の2人。動画の構成・プロデュースを「ちゃおP」さんが行い、ジミーさんがそれに基づいてトークを進める。TikTokを始めたのは2020年6月。初めは日常を切り取った動画を公開していたが、昨年6月、ジミーさんの「アメリカシリーズ」を開始。TikTokでの投稿活動を本格化させた。
動画を作るうえで重要視しているのが「エンタメ×教育×経験×キャラ×ツッコミどころ」。「キャラ」の強いジミーさんがアメリカ時代の経験や英会話の知識を人に教える「教育」要素に視聴者が楽しめる「エンタメ」の要素を入れ、ジミーさんが作業用に着用するボロボロのシャツやシイタケのイラストが入ったパーカなどの目を引く服装などの「ツッコミどころ」を作り、動画を構成する。
「SNSで有名になって2人でテレビに出る」ことを目標にTikTokを始めたという「ちゃおP」さん。「今年はTikTokのフォロワーを今の倍の40万人にするとともに、地元のテレビやラジオ、イベントなどに出演したい」と意気込む。